9日目

家族揃って2日目、いよいよ妻とあやののご対面です。


長女をお姉さんとお母さんに預けて私と妻のの2人で病院に向かいました。


10時から先生からの説明だったのでですが、朝のグダグタ、忘れ物などわちゃわちゃあり10分ほどの遅刻。


それから10分ほどして担当の先生、心臓の先生、看護師さんと私たちで説明が始まります。


内容は前半は私が受けたものと同じような内容を改めて妻にという感じ。


後半はこの1週間の経過を見ての状況説明でした。


あやのの心臓は少し特殊な形をしていて心臓中隔欠損ではあるのですが、肺に流れていく血液が意外と増えていなく、もしかしたら手術しなくてもなんとかバランスを取っていきそうな感じとの事です。


ですが、18トリソミーの可能性は高いので元々の寿命は短く長くても2年ぐらいかなとおっしゃってました。


私は大体その位の寿命かなと思っていましたが、妻はさすがに号泣です。


あやのの場合はバランスを取ったあとは特に手術などはやりようがないという状態らしいです。


一応今のところかなり落ち着いているのでもしかしたら今月中に地元の病院へ戻れるかもとのことで少し光が見えた感じです。


説明が終わり、出産日以来のあやのと妻のご対面です。


この日のあやのは亀さんのようにうつ伏せで足も曲げて可愛く丸まって寝ていました。


事前準備していたに母乳を持ってきていたので早速母乳をチューブで入れてもらいます。


それまでのものより白い液がチューブを進んでいきます。


目で追っていって途中の細い管に変わったあたりで追えなくなりましたが、一回分はゆっくりですが全て入っていきました。


これで体重増やして大きくなって帰ろうね〜あやの〜。


宿に帰ってから色々話し合いました。


あやのの生きる力に任せようと。


出来るだけキツい思いはさせたくないと夫婦できまりました。






その後少し休憩して、妻の姉とお母さんの宿へ向かいます。


歩いて10分くらいの場所。


着くと妻とお姉さんとお母さんは色々お喋りして家族水入らずのひと時を過ごします。


2時間ほどして、ごはん食べに行こうかという流れになりますが、近くに良さげなお店がありません。


しょうがないので妻のお姉さんと私たちで近くのコンビニで買い物しました。


まったりお喋りできたし、みんな疲れていたので結局これで良かったかなと思います。